山梨県立身延高等学校 > お知らせ > 学校運営協議会 > 令和6年度 第2回学校運営協議会 2024年12月9日カテゴリー: 学校運営協議会 お知らせ 令和6年度 第2回学校運営協議会 令和6年度 第2回学校運営協議会 報告 日時:令和6年10月15日(火)14時10分~ 場所:身延高校各教室・輝葉館 第1部 授業参観(14:10~14:55) 時間割の授業一覧に従い、ご案内いたしますので授業をご覧ください。 第2部 生徒意見交換会(15:10~15:40) 生徒が進行する意見交換会に参加していただきます。7名の生徒からの 意見発表を聞いていただき、意見交換をしていただきます。(輝葉館) 第3部 協議会(15:50~16:50) (輝葉館) 司会:教頭 長田 次第 開会 会長あいさつ 校長あいさつ 議事(議長:依田会長) (1)授業参観の感想<各委員より> (2)意見交換会の感想<各委員より> (3)授業アンケート<教頭より> (4)学校改善アンケート<教頭より> (5)その他 連絡 閉会 第2部 生徒意見交換会 1.生徒との懇談(生徒より) 委員の方からの事前質問への回答 ◎身延高校を選んだ理由、進路選択で後悔しないようにするために。 ・学校全体の雰囲気が良さそう、この学校で学べば、将来についてしっかり考えること ができると思ったから。 ・他校も候補だったが、部活動の指導方法を聞き、話をする機会があり入学を決めた。 ・ドリームプロジェクトという取り組みがあり、夢を見つけていきたいと考えたから。 進路選択で重要なことは、総合的な探究の時間の活用や進路先に必要な科目があるかどうかの確認をしっかりすること。 ・少人数教育をしているので、学習に集中できると考えたから。 ◎身延高校は楽しいですか・高校生活は充実していますか。 ・少人数の高校のため、友人と関わる時間が多く仲が深まる。 ・楽しく高校生活はとても充実している。 ◎将来の夢はありますか。 ・大学進学後、システムエンジニアになりたい。 ・バスケットボールに関わる仕事がしたい。 ・英会話ができるようになりたい。 ・スポーツトレーナーになりたい。 ・お笑い芸人になりたい。 ◎本音を語れる友人や大人はいますか。普段から読書をしていますか。 ・相談できる人は、たくさんいる。朝読書の時間を活用している。 ・普段から読書をしているので、学校以外でも自宅で自然と読んでいる。 意見聴取への回答 ◎身延高校の魅力を中学生や一般の人に伝えるとしたら、一番何を伝えたいですか。 ・少人数教育ができるということ。生徒同士のコミュニケーションも他校より増え ること。 ・幅広い授業選択ができ、授業へのモチベーションが上がる点 ◎身延町についてどのような町だと感じていますか。 ・田舎という印象を受けたが、野球をする環境としてはベストではないか。 都市部だと誘惑も多いが、野球に集中できるのも身延高校の魅力ではないか。 ・近隣の住民の方が暖かく、声かけもしてもらえる。 ◎校則についてどう思っていますか。 ・髪型の校則は、ゆるめて欲しい。 ・文化祭や体育祭は平日に行っているが、他校の人などを呼べたらと良い。 ・今年度からは、髪型・スマートフォンの使用、冬季に着るコートの色指定が変わり、 より過ごしやすい。学園祭などの行事の時は、スマートフォンの使用の幅を広げて ほしい。 ◎学校の課題はどのようなものがあると思いますか。 ・以前より、部活動の種類が少ないと感じている。現役生でも無所属の生徒が多いの で魅力ある部活動があると学校全体が良くなるのでは。 ・部活動は、他者と交流したり、自らの可能性を拡げる場であったりするので、活動が 活発になれば生徒の主体性も広がる。 2.生徒の意見に対して、委員の方からの質問、意見、感想 (委員)身延町の現状も人口減少で厳しいのですが、みなさんの地元の町と比較して どうか。 (生徒)【回答】 ・自然が豊かという点では似ているが、近隣には買い物に行ける施設があった り、海が近いので遊びなども様々できたりした。アクセス面でも移動は便利 であった。 ・南部町在住だが、身延町は広いイメージがある。有名な寺社仏閣があるが、 点々としていてアクセスが難点ではないか。 (委員)高校卒業後、進学や就職をする人で、地元に戻るという考えはあるか。 (生徒)【回答】 ・バスケットボールに関わりたいと考えているので、県内では厳しいので県外 に出ることを考えています。いずれは、地元に戻れるなら戻りたいと考えて います。 ・身延町から出ると思います。将来は、英語に関心があるので海外に出たいと 考えています。 ・南部町に住んでいるが、最初は静岡方面での就職になると思う。(看護) 以前、ケガをした時に身延山病院でリハビリを受けた経験もある。そのため、峡南地域の病院に勤務しても良いかと思う。 ・大学進学や就職も県内が良いと考えている。 ・教職員を志望しており、お世話になった先生方と一緒に働きたい希望がある。 第3部 第2回運営協議会 会長あいさつ 第2回学校運営協議会に御参加いただきありがとうございます。本日の授業参観を通して、生徒たちが落ち着いて授業に参加しているのだなと感じました。また、先生方が気持ちを持って、丁寧に授業をされていることが確認できました。ここでは皆様と有意義な意見交換ができればと思います。よろしくお願いします。 校長あいさつ 本日は、御多用のところ授業参観・生徒との意見交換会・それから本協議会に御出席いただきまして、誠にありがとうございます。 また平素より本校の教育活動に対し、御理解・御協力・多大なる御支援を賜り、心より感謝申し上げます。第1回学校運営協議会以降の本校について、少しお話をさせていただきます。 1点目は、本校の感染症についてです。今年度はマイコプラズマ肺炎にかかる生徒が 何人かおりました。ただ、校内での集団感染ということは生じておりません。これまでの 学校行事等はすべて予定通り終了しています。 2点目は、中高連携が中高一貫教育事業についてです。昨年度末に検討し、今年 度からは9事業になりました。ここまで予定されているすべての事業は無事に実施しております。来年度の実施事業に関しては、身延中学校・南部中学校の校長先生と打ち合わせを重ねているところです。 3点目は、生徒数確保についてです。4月に教頭先生と、峡南地区の3町の町長様、教育長様、それから同窓会長と、町役場へご挨拶に、回らせていただきました。加えて、市川三郷町、富士川町、また、富士宮市の中学校に、学校案内等をしてご挨拶に伺いました。 8月3日には、学校説明会を行いまして、68名の中学生、61名の保護者の方にお越しいただきました。また9月後半にも各中学校の3学年主任の先生を訪ねまして、お話をさせていただきました。おかげさまで、多くの中学校から本校の取り組みに共感をいただけています。少しでも多くの中学生に希望してもらえるようになればと考えています。 議事(議長 依田会長) (1)授業参観(2)意見交換会の両方を通しての感想(各委員より) ・生徒も落ち着いた雰囲気で、それぞれの先生方の指導にきちんと対応している。活動の中身が、生徒中心となっているところが多くの教科で見ることができてよかった。生徒がいきいきとしていた。ICT活用の授業を見ることができ、新鮮だった。 ・上位校を目指している生徒とそうでない生徒が同じ授業を受講している。上位者 の方の物足りなさなどはないか。モチベーションを高めるよう工夫も必要ではな いか。 ・2、3年次のクラスになると専門科目を選択していて、少人数で授業がされていた。 1対1に近い状況で行われている授業はよいと感じました。 ・眠くなる時間帯にも関わらず、生徒は頑張っていた。一方で、PCなどの高価な教 材の管理など大事にしてもらいたい。 ・自由に、そして柔軟な対応されている環境で学習しているなと感じた。今後は、 地域ともう少し活動ができる機会もあるとよいと思った。そうすれば、地域から 応援される学校になるのではないか。 ・自分自身の時と比べると今の生徒は真面目できちっとしている。 ・昔に比べて少人数の授業が多く、非常にうらやましい。 ・部活動で影響を受けた生徒もいる様子だった。野球部など合同練習をきっかけに、 中学生との交流が増えればよいのではないか。 ・生徒によって学習の進度が違うと考えるので、カリキュラム上で能力に応じた授 業の選択は可能なのか。できれば特色になるのではないか。 ・生徒の「学校が楽しい」という感想がでるのはなによりだと思う。多くの生徒が夢を持っていることを知ることができた。生徒のニーズに合わせた学科もあると面白いのかとも思う。 ・夏休みなど生徒が職場体験や地方の専門学校で学ぶ機会がありますが、身延高校でも同様なものがあるとよいのではないか。県に住む生徒も増えるのではないか。 ・今日のような「高校生の話」を中学生に聴かせてあげたいと感じた。中高連 携の視点からも、中学生から高校という場所は、未知な部分があるため、身近に 感じられる機会が設けられるとよいと思う。 【追加説明】(校長より) 上位の生徒への対応については、個別最適な学びをしてほしいということを、職員会議等で先生方に話をしています。また、生徒に応じた課題の提示を、生徒の習熟度に合わせて行っているところです。部活動への入部希望者を増やす点について、昨年から検討してきているところです。現在、身延町外の生徒も増加し、遠方から来ています。周辺であれば身延線を利用するのですが、遠方の生徒はバスの時間が遅いため、部活動をやりたいが帰宅が20時過ぎになってしまう現状があります。そこで部活動への加入ができない状況があります。持ち物の管理についても、個人ロッカーも整理されていない状況があります。全校集会で、生徒にロッカーをきれいにしなさいということで、その日の掃除では全校をあげて整理しました。まだまだ、定着が進みにくい部分もありますが、全校で取り組んでいます。地域との連携については、ライフミュージアムなどが関係しています。昨年までの外部講師の作品展示をやめ、地域の方々の作品展示に切り替えました。将来的に文化部も減少することが考えられるので、文化総合的な同好会みたいな形のものができればと思います。作品出品者の地域の方に、例えば写真や作品物の制作の仕方を教えてもらう形や保護者も招待して、一緒に文化的なことを学べる環境ができるのではないか。ライフミュージアムでもそうした作品が増えれば、活性化につながるのではないかと思っているところです。他学年の授業を受講する形態については、カリキュラム上難しく、実施はできません。その代わりに、夏休みなどを利用して、共通テストの対策講座を実施しています。1年から3年を一緒の教室で学ぶようにしています。後輩からは先輩が緊張感持って学習している姿を見てもらうなどの意図があります。1年次では総合的な探究の時間で、バイタリティーの教材を県の指定で実施しています。1学年が1つ部屋に入り、クラスの垣根を越えて学んでいる状況です。スマートフォンについても、PC端末を原則使用していますが、状況に応じてはスマートフォンの利用も認めています。 (3)授業アンケート(教頭より) 授業アンケートの目的は、先生方の授業改善、生徒の学習改善にあります。実施については6月の中旬に行いました。クラスによって授業進度の改善を要する部分があります。また、生徒からグループワークを増やしてほしいとの要望もありました。ICT機器の活用については、例年1年次の機材準備等に時間を要しています。6月段階ではPCが準備できていないところで、数値上は低くなっています。しかし、管理職の授業参観を通して、昨年より先生方のICT機器の活用もだいぶ進んでいることは確認できています。さらに進めていきたいと思います。全体的に高い評価ですが、アンケート項目の結果で気になるものについては職員会議で全職員に徹底して改善させていきます。また個別の結果を、夏休み前に各教員に配付し、授業改善を促しています。 (4)学校改善アンケート(教頭より) 学校改善点検シートということで、教員、生徒、保護者等対象に前期後期でアンケート を行っています。今回は前期分の集計となります。昨年度から全体の結果と年次ごとの結 果をまとめ、分掌、学年会議等を通じて分析してもらい、改善につなげるように取り組ん でいます。 全体の分析で特に気になる項目として、施設設備の改善修理等がありました。こちらは の予算の関係があるため、すべての改善ができるわけではありませんが、事務室を中心に できるところから改善に努力していただいています。また、昨年から図書館を利用する生 徒が少ないことについても、国語等の授業で図書館を利用しており、改善に向けて進めて います。アンケートの結果を分析し、教職員には職員会議で報告、保護者等には議事録を HPに公開し対応しています。次回の2回目アンケートは1月に行う予定です。 意見: ・3年次の進路状況はどうか。 ・進学後の生徒の動向は、高校で把握されているのか。 (管理職)【回答】 ・就職については、11名が内定を得ています。県内が7名程度となってい ます。公務員については、警察官・消防官を志望しており、順次進めてい るところです。進学については、現在合格結果がでていない状況ですが、51名の進路希望は報告を受けています。卒業後の生徒の状況は、個人情報の関係もあり、生徒個人からの報告がない限りは掴めない状況です。 連絡 (校長より) ・本校の済美寮については、同窓会の援助をいただき、エアコンや洗濯機の 整備、浴槽の整備を進めています。 ・現在、富士川町方面への無料バスがあります。南方面へのそうしたバスの 配走ができないものかという話を同窓会総会でさせていただきました。 次回の運営協議会は2月の総合学科発表会の午後となります。 閉会
令和6年度 第2回学校運営協議会 報告
日時:令和6年10月15日(火)14時10分~
場所:身延高校各教室・輝葉館
第1部 授業参観(14:10~14:55)
時間割の授業一覧に従い、ご案内いたしますので授業をご覧ください。
第2部 生徒意見交換会(15:10~15:40)
生徒が進行する意見交換会に参加していただきます。7名の生徒からの
意見発表を聞いていただき、意見交換をしていただきます。(輝葉館)
第3部 協議会(15:50~16:50) (輝葉館)
司会:教頭 長田
次第
開会
会長あいさつ
校長あいさつ
議事(議長:依田会長)
(1)授業参観の感想<各委員より>
(2)意見交換会の感想<各委員より>
(3)授業アンケート<教頭より>
(4)学校改善アンケート<教頭より>
(5)その他
連絡
閉会
第2部 生徒意見交換会
1.生徒との懇談(生徒より)
◎身延高校を選んだ理由、進路選択で後悔しないようにするために。
・学校全体の雰囲気が良さそう、この学校で学べば、将来についてしっかり考えること
ができると思ったから。
・他校も候補だったが、部活動の指導方法を聞き、話をする機会があり入学を決めた。
・ドリームプロジェクトという取り組みがあり、夢を見つけていきたいと考えたから。
進路選択で重要なことは、総合的な探究の時間の活用や進路先に必要な科目があるかどうかの確認をしっかりすること。
・少人数教育をしているので、学習に集中できると考えたから。
◎身延高校は楽しいですか・高校生活は充実していますか。
・少人数の高校のため、友人と関わる時間が多く仲が深まる。
・楽しく高校生活はとても充実している。
◎将来の夢はありますか。
・大学進学後、システムエンジニアになりたい。
・バスケットボールに関わる仕事がしたい。
・英会話ができるようになりたい。
・スポーツトレーナーになりたい。
・お笑い芸人になりたい。
◎本音を語れる友人や大人はいますか。普段から読書をしていますか。
・相談できる人は、たくさんいる。朝読書の時間を活用している。
・普段から読書をしているので、学校以外でも自宅で自然と読んでいる。
◎身延高校の魅力を中学生や一般の人に伝えるとしたら、一番何を伝えたいですか。
・少人数教育ができるということ。生徒同士のコミュニケーションも他校より増え
ること。
・幅広い授業選択ができ、授業へのモチベーションが上がる点
◎身延町についてどのような町だと感じていますか。
・田舎という印象を受けたが、野球をする環境としてはベストではないか。
都市部だと誘惑も多いが、野球に集中できるのも身延高校の魅力ではないか。
・近隣の住民の方が暖かく、声かけもしてもらえる。
◎校則についてどう思っていますか。
・髪型の校則は、ゆるめて欲しい。
・文化祭や体育祭は平日に行っているが、他校の人などを呼べたらと良い。
・今年度からは、髪型・スマートフォンの使用、冬季に着るコートの色指定が変わり、
より過ごしやすい。学園祭などの行事の時は、スマートフォンの使用の幅を広げて
ほしい。
◎学校の課題はどのようなものがあると思いますか。
・以前より、部活動の種類が少ないと感じている。現役生でも無所属の生徒が多いの
で魅力ある部活動があると学校全体が良くなるのでは。
・部活動は、他者と交流したり、自らの可能性を拡げる場であったりするので、活動が
活発になれば生徒の主体性も広がる。
2.生徒の意見に対して、委員の方からの質問、意見、感想
(委員)身延町の現状も人口減少で厳しいのですが、みなさんの地元の町と比較して
どうか。
(生徒)【回答】
・自然が豊かという点では似ているが、近隣には買い物に行ける施設があった
り、海が近いので遊びなども様々できたりした。アクセス面でも移動は便利
であった。
・南部町在住だが、身延町は広いイメージがある。有名な寺社仏閣があるが、
点々としていてアクセスが難点ではないか。
(委員)高校卒業後、進学や就職をする人で、地元に戻るという考えはあるか。
(生徒)【回答】
・バスケットボールに関わりたいと考えているので、県内では厳しいので県外
に出ることを考えています。いずれは、地元に戻れるなら戻りたいと考えて
います。
・身延町から出ると思います。将来は、英語に関心があるので海外に出たいと
考えています。
・南部町に住んでいるが、最初は静岡方面での就職になると思う。(看護)
以前、ケガをした時に身延山病院でリハビリを受けた経験もある。そのため、峡南地域の病院に勤務しても良いかと思う。
・大学進学や就職も県内が良いと考えている。
・教職員を志望しており、お世話になった先生方と一緒に働きたい希望がある。
第3部 第2回運営協議会
会長あいさつ
第2回学校運営協議会に御参加いただきありがとうございます。本日の授業参観を通して、生徒たちが落ち着いて授業に参加しているのだなと感じました。また、先生方が気持ちを持って、丁寧に授業をされていることが確認できました。ここでは皆様と有意義な意見交換ができればと思います。よろしくお願いします。
校長あいさつ
本日は、御多用のところ授業参観・生徒との意見交換会・それから本協議会に御出席いただきまして、誠にありがとうございます。
また平素より本校の教育活動に対し、御理解・御協力・多大なる御支援を賜り、心より感謝申し上げます。第1回学校運営協議会以降の本校について、少しお話をさせていただきます。
1点目は、本校の感染症についてです。今年度はマイコプラズマ肺炎にかかる生徒が
何人かおりました。ただ、校内での集団感染ということは生じておりません。これまでの
学校行事等はすべて予定通り終了しています。
2点目は、中高連携が中高一貫教育事業についてです。昨年度末に検討し、今年
度からは9事業になりました。ここまで予定されているすべての事業は無事に実施しております。来年度の実施事業に関しては、身延中学校・南部中学校の校長先生と打ち合わせを重ねているところです。
3点目は、生徒数確保についてです。4月に教頭先生と、峡南地区の3町の町長様、教育長様、それから同窓会長と、町役場へご挨拶に、回らせていただきました。加えて、市川三郷町、富士川町、また、富士宮市の中学校に、学校案内等をしてご挨拶に伺いました。
8月3日には、学校説明会を行いまして、68名の中学生、61名の保護者の方にお越しいただきました。また9月後半にも各中学校の3学年主任の先生を訪ねまして、お話をさせていただきました。おかげさまで、多くの中学校から本校の取り組みに共感をいただけています。少しでも多くの中学生に希望してもらえるようになればと考えています。
議事(議長 依田会長)
(1)授業参観(2)意見交換会の両方を通しての感想(各委員より)
・生徒も落ち着いた雰囲気で、それぞれの先生方の指導にきちんと対応している。活動の中身が、生徒中心となっているところが多くの教科で見ることができてよかった。生徒がいきいきとしていた。ICT活用の授業を見ることができ、新鮮だった。
・上位校を目指している生徒とそうでない生徒が同じ授業を受講している。上位者
の方の物足りなさなどはないか。モチベーションを高めるよう工夫も必要ではな
いか。
・2、3年次のクラスになると専門科目を選択していて、少人数で授業がされていた。
1対1に近い状況で行われている授業はよいと感じました。
・眠くなる時間帯にも関わらず、生徒は頑張っていた。一方で、PCなどの高価な教
材の管理など大事にしてもらいたい。
・自由に、そして柔軟な対応されている環境で学習しているなと感じた。今後は、
地域ともう少し活動ができる機会もあるとよいと思った。そうすれば、地域から
応援される学校になるのではないか。
・自分自身の時と比べると今の生徒は真面目できちっとしている。
・昔に比べて少人数の授業が多く、非常にうらやましい。
・部活動で影響を受けた生徒もいる様子だった。野球部など合同練習をきっかけに、
中学生との交流が増えればよいのではないか。
・生徒によって学習の進度が違うと考えるので、カリキュラム上で能力に応じた授
業の選択は可能なのか。できれば特色になるのではないか。
・生徒の「学校が楽しい」という感想がでるのはなによりだと思う。多くの生徒が夢を持っていることを知ることができた。生徒のニーズに合わせた学科もあると面白いのかとも思う。
・夏休みなど生徒が職場体験や地方の専門学校で学ぶ機会がありますが、身延高校でも同様なものがあるとよいのではないか。県に住む生徒も増えるのではないか。
・今日のような「高校生の話」を中学生に聴かせてあげたいと感じた。中高連
携の視点からも、中学生から高校という場所は、未知な部分があるため、身近に
感じられる機会が設けられるとよいと思う。
【追加説明】(校長より)
上位の生徒への対応については、個別最適な学びをしてほしいということを、職員会議等で先生方に話をしています。また、生徒に応じた課題の提示を、生徒の習熟度に合わせて行っているところです。部活動への入部希望者を増やす点について、昨年から検討してきているところです。現在、身延町外の生徒も増加し、遠方から来ています。周辺であれば身延線を利用するのですが、遠方の生徒はバスの時間が遅いため、部活動をやりたいが帰宅が20時過ぎになってしまう現状があります。そこで部活動への加入ができない状況があります。持ち物の管理についても、個人ロッカーも整理されていない状況があります。全校集会で、生徒にロッカーをきれいにしなさいということで、その日の掃除では全校をあげて整理しました。まだまだ、定着が進みにくい部分もありますが、全校で取り組んでいます。地域との連携については、ライフミュージアムなどが関係しています。昨年までの外部講師の作品展示をやめ、地域の方々の作品展示に切り替えました。将来的に文化部も減少することが考えられるので、文化総合的な同好会みたいな形のものができればと思います。作品出品者の地域の方に、例えば写真や作品物の制作の仕方を教えてもらう形や保護者も招待して、一緒に文化的なことを学べる環境ができるのではないか。ライフミュージアムでもそうした作品が増えれば、活性化につながるのではないかと思っているところです。他学年の授業を受講する形態については、カリキュラム上難しく、実施はできません。その代わりに、夏休みなどを利用して、共通テストの対策講座を実施しています。1年から3年を一緒の教室で学ぶようにしています。後輩からは先輩が緊張感持って学習している姿を見てもらうなどの意図があります。1年次では総合的な探究の時間で、バイタリティーの教材を県の指定で実施しています。1学年が1つ部屋に入り、クラスの垣根を越えて学んでいる状況です。スマートフォンについても、PC端末を原則使用していますが、状況に応じてはスマートフォンの利用も認めています。
(3)授業アンケート(教頭より)
授業アンケートの目的は、先生方の授業改善、生徒の学習改善にあります。実施については6月の中旬に行いました。クラスによって授業進度の改善を要する部分があります。また、生徒からグループワークを増やしてほしいとの要望もありました。ICT機器の活用については、例年1年次の機材準備等に時間を要しています。6月段階ではPCが準備できていないところで、数値上は低くなっています。しかし、管理職の授業参観を通して、昨年より先生方のICT機器の活用もだいぶ進んでいることは確認できています。さらに進めていきたいと思います。全体的に高い評価ですが、アンケート項目の結果で気になるものについては職員会議で全職員に徹底して改善させていきます。また個別の結果を、夏休み前に各教員に配付し、授業改善を促しています。
(4)学校改善アンケート(教頭より)
学校改善点検シートということで、教員、生徒、保護者等対象に前期後期でアンケート
を行っています。今回は前期分の集計となります。昨年度から全体の結果と年次ごとの結
果をまとめ、分掌、学年会議等を通じて分析してもらい、改善につなげるように取り組ん
でいます。
全体の分析で特に気になる項目として、施設設備の改善修理等がありました。こちらは
の予算の関係があるため、すべての改善ができるわけではありませんが、事務室を中心に
できるところから改善に努力していただいています。また、昨年から図書館を利用する生
徒が少ないことについても、国語等の授業で図書館を利用しており、改善に向けて進めて
います。アンケートの結果を分析し、教職員には職員会議で報告、保護者等には議事録を
HPに公開し対応しています。次回の2回目アンケートは1月に行う予定です。
意見:
・3年次の進路状況はどうか。
・進学後の生徒の動向は、高校で把握されているのか。
(管理職)【回答】
・就職については、11名が内定を得ています。県内が7名程度となってい
ます。公務員については、警察官・消防官を志望しており、順次進めてい
るところです。進学については、現在合格結果がでていない状況ですが、51名の進路希望は報告を受けています。卒業後の生徒の状況は、個人情報の関係もあり、生徒個人からの報告がない限りは掴めない状況です。
連絡
(校長より)
・本校の済美寮については、同窓会の援助をいただき、エアコンや洗濯機の
整備、浴槽の整備を進めています。
・現在、富士川町方面への無料バスがあります。南方面へのそうしたバスの
配走ができないものかという話を同窓会総会でさせていただきました。
次回の運営協議会は2月の総合学科発表会の午後となります。
閉会